リゾートバイトでは住み込みの寮生活が基本です。
キレイで快適な寮生活が送りたいと思っている人も多いかもしれませんが、
現実の寮生活はあなたが思っているような暮らしができるとは限りません。
なぜならリゾートバイトの寮は基本無料なので、管理人や業者が清掃している訳ではなく
前使用していた人が出たあと、そのまま次の人が寮に入るというところもザラにあるからです。
そこで今回はリゾバ経験5年の私がリゾートバイトの寮生活のリアルについて正直にお話していきたいと思います。
この記事では知っておきたい寮の基本である、
- 寮の種類と特徴
- 寮部屋・共同スペースについて
- 寮の選び方
- 寮生活のコツ
についてまとめました。
この記事を読めば、寮に対しての理想と現実のギャップが少なくなり失敗も少なくなります。
寮を制する者がリゾートバイトを制す!
…と言っても過言ではないくらい、寮生活は仕事よりも重要ポイントのひとつで寮で求人を選ぶ人も少なくありません。
ボリュームのある内容になっていますが、ぜひ最後まで目を通してみて頂けると嬉しいです。
リゾートバイト寮の種類と特徴
まず最初に、寮の種類と特徴についてご紹介!
リゾートバイトで住む寮には▼
- 完全個室(マンション・アパート)
- 個室(一部共同)
- 相部屋
- シェアハウス
- 客室
大きく分けて上記の5つがあり、基本的には②の個室だけど一部共同というパターンが多いです。
理想としては普通の一人暮らしの感じになる①の完全個室の寮であればかなりラッキーですね。
ひとつずつ説明していきます。
完全個室
時間や周囲に気を使うことなく過ごすことができる完全個室タイプ寮は普段の生活と変わらない寮生活を送れ、
条件が揃っているアパートタイプの完全個室寮は数が少なくかなり貴重です!
風呂・トイレ・洗面台がひとつになっているユニットバス・洗濯機さえあれば当たり寮ですが、
各部屋に
- 風呂
- トイレ
- 独立洗面台
があり、さらに
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- エアコン
という4つの電化製品が揃っていたら大当たりの寮です!
ここまで揃っている場合は、有料になることもあるのでしっかり確認しておきましょう。
\ 求人でしっかり確認 /
『アパートタイプの個室寮』と求人に書いてあったので、全て備品が揃っていると安心しきって行ってみたら、
- 共同玄関があった…
- 洗濯機だけは共同だった…
- 冷蔵庫がなかった…
ということもあります。
完全一人暮らしのような寮生活希望!という方は、
求人の寮の欄に自分が必要と思う家電製品などが記載されているか必ず確認しておこう!
気になることがあればとにかく担当者に確認することが大切です!
個室(一部共同)
リゾートバイトの寮で一番多いのが一部共同ありの個室タイプ。
共同部分になる可能性があるのは▽
- 洗面台
- 風呂
- トイレ
- 洗濯機
- キッチン
- 談話室
こちら上記ぜーんぶ共同のところもあれば、
洗面台だけ…洗濯機だけ…という一部共同というパターンと色々です。
寮によって何が共同なのかは違うので、求人探しの段階でしっかりチェックしておきましょう!
寮の雰囲気にもよりますが、「誰かと話たいな〜」という時や日々のストレスを発散したい時にキッチンや談話室で集まることができるのに、
それぞれ個室があるからプライベートも守られるの一部共同個室は使い方・ルールなど気を使うことも多いですが交流の場にもなるので個人的には全然ありでした。
イメージ的には、林間学校・合宿寮のような感じです。
相部屋
相部屋は、大規模な施設やスキー場など派遣を大量募集するところでよく見かけます。
部屋の広さは8〜15畳程度の部屋に2〜4人で暮らすというのが定番で、
2人部屋ならベッドがひとつずつ用意されているところもありますが、3人〜はだいたい2段ベッドのところが多いです。
相部屋アルアルとしては、
- 相方と性格が合わない
- いびきがうるさい
- 貴重品トラブル
の3つがよく挙げられます。
とくに相方に関しては、干渉しない・気が合う人であればそれほど相部屋も苦痛に感じず、逆に楽しめるというパターンもあるので、
相部屋の良し悪しは相方で全てが決まる!と言っても過言ではありません。
\ 友達同士の相部屋問題 /
仲のいい友達同士でリゾバをすることになった時、
個室と相部屋で選べるならあなたはどっちを選びますか?
正解は「個室!」
どんなに仲のいい友達でも仕事もプライベートも、ずっと一緒だとイヤになってしまう瞬間がきっと訪れる…
逆に仲のいい友達だから気を使うということもありますよね。
「私たちは絶対大丈夫!」
そう思っていても、何があるか分からないのがリゾートバイト。
とりあえず、選べるなら相部屋ではなく絶対に個室を選んでおきましょう!
シェアハウス
あまり見かけることはなく、どちらかというとレアなタイプの寮。
要は一軒家を借り上げて寮にしている、少し大きめの家に3〜4人くらいで住むという感じです。
基本的には個室で、洗面台・風呂・トイレ・洗濯機・リビングキッチンは共同です。
シェアハウスは見た目も中身も想像通りの家、キッチンに冷蔵庫・電子レンジ・電気ポットなどを完備しているところも多いと思うので、
お茶を沸かしたり、カップラーメンを食べたり自炊したい人には使い勝手がいいかもしれません。
また、シェアハウスは普通に民家の中にあり職場から少し離れたところにあることも多いので通勤距離の確認はしておいた方がいいかもしれません。
デメリットとしては、
- 掃除当番(あれば)が早く回ってくる
- 壁が薄い(確率が高い)
- 合わない人がいると面倒くさい
というところでしょうか?
普通の寮よりも同居人との距離が近くなるのは確実です。
\ 同居人は誰? /
シェアハウスは一緒に住む人が『社員』なのか『派遣』なのかで雰囲気が全然違ってきます。
私の場合、一緒に住んでいたのが社員さんだったので、寮といえど、キッチンやリビングはかなり生活感あふれていて「普通に家…」という感じでしたね。
その中にひとり「お邪魔します」感がめっちゃありました。
これが出入りの激しい派遣ばかりが住んでるシェアハウスだと、キッチンなどはあまり使わないと思うので、一軒家とはいえ『寮』という感じが強いと思います。
できるなら派遣同士の方が気がラクだと思います。
客室
たまに見かける旅館・ホテルの客室を寮部屋として使用するパターンです。
寮部屋になる客室は、普段は使っていない客室・添乗員などが使用する狭めの客室などです。
基本的には使用していない客室を寮部屋としているため、掃除されているキレイな部屋が多いです。
客室寮の一番のメリットとしては、同じ建物が職場になるので通勤時間が短い(ほぼない)こと!
忘れ物をしてもすぐに取りに行くことができますし、起きてすぐ出勤できるのでギリギリまで寝ていられることと、
忘れ物をしてもすぐに取りに行けることは客室寮ならでは嬉しいポイントです!
ただ、予想以上に予約が入って「部屋が足りない〜!」なんて時は、部屋の移動を命じられるなんてこともありますが…w
寮部屋について
一言で『寮』と言っても、勤務先によって寮部屋は仕様は本当にさまざま。
ここでは私の経験からよくある寮部屋の
- 広さ
- 用意されている備品
について紹介!
さらに、実際に私が住んだ寮の中から良かった部屋・残念だった部屋についてもどんな感じだったかお伝えします。
広さ
寮部屋の広さはだいたい▼
- 完全個室 … 6〜10畳程度
- 一部共同個室 … 5〜8畳程度
リゾバの寮部屋は、ほぼ寝るだけの部屋になりがちなので『部屋の広さ』に関してはあまり重要ではないと個人的には思ってます。
そもそも持ち物が少ないので、広い部屋であっても使うスペースは一部になることが多く、
ベッドがあれば、ほぼベッドの上で生活するというのはリゾバあるある。
寝る場所とスーツケースをおく場所があればOK!
広すぎも使ってないところは埃などがたまってくるので掃除が面倒なだけだったりします。
用意されている備品
寮部屋にどんな備品があるかは求人票に記載している派遣会社がほとんどなので、何があるか気になる人はしっかりチェックしておきましょう!
記載してないけど、実は『あった』というものや、行ってみたら『ないじゃん!』ということもリゾバあるあるなので、
「絶対コレ!」というものがあるなら担当者にしっかり確認しておくと安心です。
寮部屋に置いてある備品は本当に様々で一概には言えませんが、
私の経験からよくあると思う備品はこちら▼
- 布団
- テレビ
- ベッド
- 収納
- 机
- イス
- ハンガー
- エアコン
- 冷暖房器具
この中でも、布団は絶対!テレビはかなりの確率でありました!
私が経験した一番良かった寮部屋
17箇所の寮を経験した中で一番よかったと思える寮の詳細がこちら▼
寮タイプ | 個室(一部共同)
|
部屋の広さ | 6畳程度 |
備品 | 布団 / ベッドマット / テレビ / 収納 / ハンガー / 暖房器具 |
共同部 | 洗濯機 |
通勤時間 | 徒歩3分以内 |
一番よかった寮を改めて考え思ったのは、
新しさ・キレイさよりも快適であるかというのが大切だと気づきました!
上記の寮は、新しくもないし特別キレイな寮ではありません。
それでも、
共同玄関がなく出入り自由、洗濯機だけ共同でしたがそれ以外は部屋に揃っていたし、通勤距離も近い!
というところで1位に選びました。
ちなみに、もう一つ候補に上がっていた完全個室(アパートタイプ)で部屋に洗濯機も付いている寮もありましたが、
通勤距離が徒歩10分程度かかるというところで惜しくも第2位です。
私が経験した一番残念だった寮部屋
続いて17箇所の寮を経験した中で一番残念だったと思う寮の詳細がこちら▼
寮タイプ | 個室(一部共同) |
部屋の広さ | 5畳程度 |
備品 | 布団 / ベッド / テレビ / テーブル / 収納 / ハンガー / 石油ストーブ |
共同部 | 洗面台 / 風呂 / トイレ / 洗濯機 / キッチン |
通勤時間 | 徒歩20分 |
部屋自体は基本の備品も揃っていたし『寒い』という以外は問題なしでしたが、
部屋以外のところで色々面倒なことが多かったですね。
こんな感じ▼
- 部屋も寒いけど部屋以外はもっと寒い
- お風呂の鍵が3本しかなく毎日順番待ち
- 脱衣所が寒すぎる…風呂(温泉)が暑すぎる…
- 洗濯機が150円の有料(100・50円玉しか入らない)
- 通勤時間が20分かかる
この寮の場合、事前に確認できるのは通勤時間くらい(この時は確認してなかった)なので、どうしようもないことばかりではありますが…
通勤時間の確認をしていなかったのは本当に悔やまれました…
そして洗濯機に50円玉が必要なの件は地味にストレス。
50円玉って財布に全然入ってないので両替のために無駄に自販機でジュース買ったりコンビニ行ったりしてました…
寮は快適に過ごせれるかどうかが大切ということを身にしみて感じた寮生活でしたね。
共同スペースについて
寮生活では共同で使用するものも多いです。
ここではよく共同スペースとなっている▼
- 洗面台
- 風呂
- トイレ
- 洗濯機
- キッチン
の5つについて知っておきたいポイント・注意点などを紹介していきます。
洗面台
まず洗面台!写真のようなおしゃれな洗面台ではもちろんなく…(※写真はイメージです)
学校のようなシルバーシンクに5つくらい水道が並んでいるタイプが多いですね。
数人しか住んでいない寮なら、家庭にあるような洗面台が1〜2箇所用意されているところもありました。
みんな出勤時間がほぼ同じなので朝は混みがち。
私物を置いて置くことができないところも多いので、洗顔や歯磨き粉などは使う度に持っていくことになります。
風呂
浴槽とシャワーがセットになっているところがほとんどですが、
館内入浴可能なところでは男性寮なら浴室は設置なし、
女子寮にはシャワーのみもしくは設置なしのところもあるので大勢でお風呂に入りたくない人は確認しておきましょう!
お風呂も、みんな仕事終わりの時間がほぼ一緒なので毎回激混み!お風呂争奪戦はリゾバあるあるです。
基本的に寮は男女別棟になっていて、風呂も男女別が当たり前だと思うけど、
私の経験では1回だけ派遣が5人くらいの小さな旅館で働いた時、家庭によくあるサイズの浴室が用意されいて男女共同で一人ずつ順番に入るスタイルのところがありました。
ごく希にそんなところもあります。
トイレ
トイレは共同だと特に気を使うと思うので、できれば各部屋に付いていて欲しいもののひとつです。
基本的には洋式だと思いますが、田舎や昔ながらのホテル・旅館ではまだ和式トイレを使っている寮もあります。
トイレの掃除に関しては、私の経験では掃除当番がないところの方が多かったですね。
当番がないと結構すぐ汚れが目立ったりしてきますが…だからといって率先して掃除するかっていったら、する人はほとんどいないんですよね…
掃除当番ないのに便座のキレイが保たれている時って、
キレイ好きな人もしくは潔癖症の人が持参の除菌シートなどで便座を毎回拭いている可能性が高いです。
洗濯機
洗面台・風呂・トイレは部屋にあっても洗濯機だけは共同というところが多いので、各部屋に洗濯機が付いている寮だったら相当ラッキーです!
寮の人数の割に設置してある洗濯機の数が少ないところが多く、洗濯機も争奪戦ですね。
中抜けや仕事終わりは混むので早朝や休日の昼間など、みんなが洗濯しない時間を狙っていかに回すかがポイントです。
洗剤や柔軟剤は持参で、基本的には洗濯の度に持っていくスタイル。
たまに置いておける所もありますが、色んな人がいるので勝手に使われる可能性は高いですね。
料金は無料・有料はだいたい半々くらいで、有料の場合は100〜200円程度です。
あと、少し壊れた洗濯機や二層式洗濯機が置いてあるところもたまにありますw
キッチン
リゾートバイトでは食事付きのところが多いので、キッチンの有無はあまり重要ではないと思われます。
私も5年間リゾバをしていましたが、共同キッチンがあっても使うことはほとんどなかったですね。
リゾートバイトが初めてだと、
- たまには自炊したいな
- 従業員食堂のご飯は飽きるかも
- 好きな物を食べたい
と思う人もいるかもしれませんが、仕事が忙しくて自炊をする余裕は多分ありません!
自炊するとなると片付け・洗い物・掃除など面倒くさいし持ち物も増えます。
「食堂のご飯に飽きるかも…」
と思っている人は、近くにコンビニやスーパーがあるリゾ場所を選んで買って食べた方が断然簡単で便利です。
「毎日コーヒーとか飲みたいからお湯を沸かしたい!」
という人はミニ電気ケトルを持っていくのをお勧めします。
※寮によっては熱を発するものは持ち込み不可のところもあるから確認必須です!
寮の選び方
ここからは失敗しない寮の選び方について説明していきます。
寮選びの失敗の原因は、ズバリ適当に選んでしまうこと!
寮での生活はゆいいつ一人になれて(個室の場合)リラックスできる場所であり、
寮での生活が快適かどうかでより充実感のあるリゾートバイトを過ごすことができます。
なので寮選びは適当ではなく、できるだけ自分の理想に近いものを選ぶことが大切です!
とはいえ自分の条件にあった理想の寮を見つけるのはかなり難しく、多少の妥協も必要になることもしばしば。
ここではまず、寮選びのポイントとなる
- 費用
- Wi-Fi環境
- 館内入浴の有無
- 周辺環境
- 通勤距離
について説明していきます。
自分は寮選びで何が譲れないのか考えてみましょう!
費用
基本的にリゾートバイトでは
- 寮費
- 水道光熱費
- 食費
上記3つは無料の求人が多いです。
もし有料だとしても普通に生活するよりは全然お金かからないかもしれませんが、
『生活費がかからない!』というのがリゾートバイトの一番の特徴でもあるのと思うので、
こちらの3つに関しては特別なことがない限り無料である求人を選びましょう!
Wi-Fi環境
今やWi-Fiがある生活が当たり前な生活をしている人も多いのではないでしょうか?
リゾートバイトでも近年Wi-Fiを完備している求人も増えてきました。
ただ、Wi-Fi完備だったとしてもいくつかの注意点があります▼
- 有料
- 使用できる時間が決められている
- 利用時間がみんな同じで集中するので遅い
- 各部屋ではなく使用できる場所が限られている
求人票には『Wi-Fi使用可』『Wi-Fi環境あり』としか記載していないことも多いので、
休日はネットや動画を楽しみたい・留学するためにオンライン英会話など勉強がしたいと思っている人は、
「働いている人からWiFi環境についてクレームありませんか?」と担当者に詳細を確認しておくことをオススメします!
確実なのはポケットWi-Fiを持参することですが、
リゾートバイトで行く勤務先がWi-Fiエリアの地域に入っていないこともあるので、その場合も必ず確認をしておきましょう!
館内入浴の有無
リゾートバイトでは宿泊施設での募集が多く、館内のお風呂(温泉)を利用できる求人をよく見かけます。
ハードな仕事が多いので疲れた身体を一気にリフレッシュするためにはやはり湯船に浸かることが大切なので、
- お風呂に浸かる習慣がない
- 温泉に興味がない
という人もできるなら館内入浴可能な場所で働くのが個人的にはすごくオススメです。
周辺環境
自分が働く場所の周辺環境は、どれくらい充実している方がいいのか考えてみましょう!
周辺環境については人によって様々なので、ここでは3つのパターンからチェックポイントを考えてみました▼
① 休日は観光などを楽しみたい
- 周辺に温泉街や観光スポットがあるか
- 近くに最寄り駅やバス停があるか
② 好き嫌いが多い・嗜好品が好き
- 徒歩圏内に買い物ができる店があるか
③ タバコを吸う
- 徒歩圏内にコンビニがあるか
通勤時間
リゾートバイトの通勤に関しては基本は徒歩です。
毎日のことなので通勤距離・時間は短いにこしたことはありません!
具体的には寮から職場までの通勤時間が
- 2分以内…めちゃ近いのでラクラク
- 7分前後…リゾバにしては遠い方
- 10分以上…遠いです
通勤時間が短ければ余裕もできますし、出勤時間ギリギリまで寝ることもできるので、
通勤時間は見落としがちですが、しっかりチェックしておきたいポイントです。
寮が綺麗か汚いか見分ける方法
リゾートバイトの寮は無料で提供されるため、
あなたが想像しているような綺麗な寮に出会えることはほぼないと言っても過言ではありません。
それでも「少しでもキレイな寮に住みたい!」というのがみんなの願い…
そこでココでは、
- 求人掲載の仕方
- 管理人の有無
- 築年数
- 気候
上記4つから綺麗な寮なのか、汚い寮なのかを見分けるポイントを私のリゾバ経験からまとめてみました。
ひとつずつ説明します▼
求人掲載の仕方
寮に自信がある求人では求人情報内に1枚ではなく、いくつか写真が載っています。
部屋のいろんな角度・共同スペース部分など、数枚載っていたら『寮に自信あり』と判断していいかと思います。
注意点としては掲載されている写真の寮部屋に当たるとは限らないので、
「自分が入った部屋は写真と全然違うんですけど!」ということはアルアルなので頭に入れておいた方がいいですね。
あくまで「こんな感じですよ〜」って載せているだけなので^^;
管理人の有無
リゾートバイト寮では、まれに寮母さんや管理人がいる寮があります。
私の経験上では、管理人がいる=門限やルールに関して面倒くさいところが多かったですが、
共同スペース(とくに廊下)はキレイに保たれている確率が多かったですね。
洗面所やトイレなどは毎日使うところなので気を使って軽く掃除したり、しっかり掃除当番があったりしますが、
廊下ってとくに掃除する人がいないと埃たまったり、ベタベタしてたりして汚いところも多いんです。
築年数
寮の築年数に関しては求人情報に掲載されてないことが多いので、気になる人は担当者に聞いてみるといいかもしれません。
ただ新築である場合はプラス情報なので「新築」「新しい」「改装されました」など何らかの表示があると思われます。
綺麗・便利である築年数の目安としては築10年以内かと思いますが、滅多にそんな寮に出会えることはありません。
新築だったとしても、人の入れ替わりの激しい寮ではしっかり掃除当番などで管理していないと意外に劣化が早かったりするので注意が必要です。
掲載写真があるかどうかしっかりチェックしておきましょう!
気候
気温が高くなる夏や、寮の立地などから多湿な部屋にあたると虫に出会う確率が高いです。
虫が苦手な人は、高温多湿の地域にご注意!
同じ寮でも部屋の位置によって全然違うことがよくあるので、こればかりは行ってみないと分かりません。
虫は絶対にイヤという人は虫除け対策として、コンセントに差し込むタイプの超音波式の虫除けなどを持って行くのをおすすめします!
快適な寮生活のコツ
せまい!汚い!虫が!
どんな寮であれ、あたってしまったものはしょうがない…だって無料だもの!
物が何もない殺風景な部屋はだいたい第一印象がわるいもの。
それでも自分の持ち物を広げて住み始め、寮生活に慣れてくれば「あれれ?住めば都〜!」になることも多いです。
ここでは少しでも快適な寮生活を送れるポイントとして
- 住み心地のいい部屋にする
- まわりとの距離感を保つ
- ルールを守る
- 諦める
についてお伝えしていきます。
住み心地のいい部屋にする
繰り返しになりますが…
リゾバの寮部屋が「キレイ!めちゃ良いじゃん!」ということは「ない!」と思っておくべし。
普通の部屋と思えたらラッキー!くらいの気持ちでいることが大切ですw
普通の部屋を自分なりに住み心地の良い部屋にしていけば『普通の部屋』が『良い部屋』に変わります!
住み心地の良い部屋にするポイントは掃除と持ち物!
まわりとの距離感を保つ
寮では回りとの距離感を保つことも重要です!
みんなで談話室や部屋に集まってワイワイしたりすることもあったりしますが、
ワイワイするためにリゾバに来ているわけじゃなく仕事をしに来ているので、
そういったお誘いを受けても自分が行きたいと思わなければ断ってOK!断る勇気大切!
結構さっぱりした人が多いのもリゾバの特徴!断ったからと言って無視されるなんてことはないと思います。
万が一あったとしても期間限定、気にすることありません。
あまりにもひどい場合などは派遣会社に相談して対応してもらうこともできます。
ルールを守る
寮に決められたルールがある場合は、大人としてちゃんと守ることが大切!
共同生活なのでルールを守らない人は嫌われる可能性大です。
ルールで多いのが掃除当番、みんながやっていることなのできちんとやりましょう!
→びっくり寮ルールランキング
諦める
- 部屋が汚い…
- 二層式洗濯機だった…
- 苦手な人がいる…
「あ〜無理!」と思っても、どうにもならないことも多いので、諦めの心が大切ですw
「人生のうちでに二層式洗濯機を使うのも今だけ!」とプラス思考!プラス思考!
「無理!」と思う時こそ、工夫したりプラス思考に考えたりすることで自分の成長に繋がります。
諦めることでラクになることもありますよ。
寮に関するよくある質問
Q 寮費ってかかる?
A リゾートバイトでは基本寮費無料となっていますが、まれに有料の場合もあります。
有料の場合の寮費は、だいたい5000円〜20000円くらいで給料から天引きされるパターンがほとんどです。
Q 寮のセキュリティは?
A 個室であれば基本的に各部屋ごとに施錠できるようになっているので安心です。
もし個室に鍵がついていない場合は、派遣会社に相談し鍵をつけてもらいましょう!
相部屋に関しては貴重品ロッカーなどが用意してあるところもあるようですが、とくに貴重品管理対策をしていない所もあるので注意が必要です。
Q 寮って男女別々?
A 基本的には男女は別部屋・別棟になっているところが多いですが、小規模施設などの場合では男女混合になっている寮もあります。
男女別々の場合、異性寮への行き来については基本的にNGの場合が多く、万が一見つかると厳しいところでは強制退去させられるところもあります。
カップルでリゾバをしたい時には一緒に暮らすことができる『カップル部屋』が用意されている求人を選ぶのが安心です。
Q 虫が出るって本当?
A どんなところでも虫はいるので「絶対に出ない!」とは言い切れません!
- 山
- 夏
- 湿気が多い地域
- 古い寮
だと虫と出会う確率がグッと高くなると思われます。
標高がある山であれば涼しいので以外に大丈夫!
高温多湿の地域に行くときの方が要注意です!
「虫は絶対イヤ!!!」という人はコンセントに差し込み式の超音波式虫除け器などを持参することをおすすめします。
まとめ:寮は無料!多少の妥協は必要です!
いかがでしたが?
リゾバの寮生活についてイメージできましたか?
色々とお伝えしましたが寮に関してまとめると▼
- 寮は無料!キレイであることは本当にまれ
- 理想通りにはいかないので多少の妥協は必要
- 気になることはとにかく担当者に確認しておく
以上の3つのことをとにかく覚えておいて頂けたらと思います。