YURIのリゾバ体験談シリーズ第7談!
今回は前回の『リゾバ体験談|冬の知床へ行ってきました!』に引き続き、
北海道の知床夏バージョンをお届けします。
知床は北海道の中でも気温があまり上がらないので夏は過ごしやすい!
(※最近は温暖化の影響なのか30°超える日もあるようですが。)
快適な夏の生活と大自然を味わいたい人におすすめのリゾ場所です!
夏の知床でのリゾートバイト生活が
どんな感じだったか紹介していきますね。
それでは早速行ってみよ♪
前半の仕事情報・寮環境・生活環境については冬の知床リゾバ体験談とほぼ同じです。
すでに読んで頂いた方は『休日の過ごし方』からご覧下さい!
知床でリゾートバイトをした時の仕事情報
知床クルーズからの神秘的な景色▲
期間 | 2013年6月上旬〜 10月下旬(5ヶ月) 2013年〜2016年までに計6回行っています。 |
時給 | 1回目/860円 最終的には960円まで上がりました。 |
職種 | バイキング / 食事処 夕食時どっちで働くかはその日のシフトで知らされます。 |
勤務時間 | 7:00 〜10:00 17:00〜22:00 |
制服 | 洋装 / 作務衣 |
最初の頃の時給860円ってめちゃ低い…
ですが、当時(2013年)の北海道の時給800円台はふつうでした。
最終的には(2016年)時給910円だったんですが、
経験者ということでさらに50円アップで960円でしたね。
最近(2020年現在)は北海道でも時給1000円以上の求人が多いです。
もし気になる求人が時給1000円以下であれば、違う派遣会社で同じ求人が1000円以上になっていないか探してみた方がいいかもしれません。
仕事がある日の1日の流れ
タイムスケジュールと
仕事内容はこんな感じでした▼
バイキング
7:00 | 出勤・朝食 ●皿下げ |
9:00 | 片付け ●夕食セット ●シルバー拭き ●食器補充 ●掃除 |
10:00 | 午前中終了→まかない→中抜け |
17:00 | 出勤・夕食準備 ●テーブル拭き 夜ご飯は食べてから出勤 |
18:00 | 夕食・片付け ●席案内 ●ドリンクオーダー ●皿下げ |
21:00 | 片付け ●朝食セット ●シルバー拭き ●食器補充 ●掃除 |
22:00 | 終了 |
とくに難しい作業などはありませんが、
最大で400人近く入る広い会場なので、
大きな声で挨拶だけはしっかりするようにと毎回言われましたね。
食事処
7:00 | 出勤・朝食 ●皿下げ |
9:00 | 片付け ●夕食セット ●シルバー拭き ●食器補充 ●掃除 |
10:00 | 午前中終了→まかない→中抜け |
16:00 | 出勤・夕食準備 ●食前酒を並べる ●料理を並べる ●座布団を並べる |
17:00 | 休憩(まかない) |
18:00 | 夕食・片付け ●席案内 ●ドリンクオーダー ●後出し料理の提供 ●終わったところから片付け |
21:00 | 片付け ●テーブル拭き ●掃除 ●パントリー清掃 |
21:30 | 終了 |
食事処では地元のパートのおばちゃんと一緒に働くことが多かったのですが、
ここのおばちゃん達がとにかく働きものでびっくりしました。
これまでの経験では長年働いている社員さんや年配人のお姉さんたちは「新しい人・若い人が頑張ってよ」的な人が多かったので…。
知床でリゾートバイトをした時の寮環境
寮タイプ | 一部共同の個室 |
寮までの距離 | 徒歩2分 |
設備 | 部屋内 / 風呂・トイレ 共同部 / 洗濯機(1回200円)・乾燥機(30分100円) 備品 / テレビ・マットレス・棚・ストーブ |
電波 | とくに問題なし |
WiFi | なし |
男女共同の寮でしたが、私はいつも女子だけの階だったので何も気にすることなく過ごせました。
男子禁制などの決まりもなく(いや、本当はあったのかも?)みんなで部屋に行って集まってワイワイしたりしてました。
知床でリゾートバイトをしていた時の生活環境
食事 | 1日2食 休日あり(無料) |
館内入浴 | 利用可 |
周辺環境 | コンビニ・郵便局 ともに寮から徒歩3分 |
交通機関 | バス |
道民御用達のコンビニセイコーマート▲
すぐ近くにコンビニが2件(セブンとセイコーマート)あったので、
仕事帰りについ寄ってお菓子やアイスを買ってしまうことがよくありました。
コンビニに寄るのがもはや日常化されている人もたくさんいましたね。
夏の知床での休日の過ごし方
ウトロで楽しむ
散歩する
最近は温暖化の影響か、知床でも気温が30°近く上がる日もありますが、本州に比べると涼しいので、散歩が気持ちいい季節です。
私がよく行っていた場所は
三角岩とオロンコ岩周辺。
10月中旬くらいになると鮭の遡上の時期なので
近くにあるペレケ川で鮭の頑張っている姿を見に行ったりしてました。
飲食店へ行く
冬に閉まっていたお店も夏のハイシーズンにはオープンしてます。
従食に飽きたら、近くのお店へご飯やお茶しに行くこともありました!
私が行ったお店▼
- 波しぶき
- 旅の駅
- 熊の家
- ウトロ漁協婦人部食堂
- 知床朝市大成丸
- ボンズホーム
日帰りバイキング&温泉へ行く
知床のホテルでは日帰りで夕食と温泉を楽しめるホテルがいくつかあり、たまの贅沢として行ってました。
値段は4000円前後しますが、
種類豊富な食べ放題バイキングと温泉は満足感あります!
私が行ったことあるホテルは▼
- 北こぶし知床ホテル&リゾート
- 知床プリンスホテル風なみ季(※1)
- 知床第一ホテル
(※1)知床プリンスホテル風なみ季は現在のKIKI知床ナチュラルリゾート
私がリゾバをしていた当時(2016年)の情報です。予約も必要なので事前に電話で確認をお願いします。
フレペの滝へ行く
ウトロの中心地から、なんとか徒歩でもいける(結構遠いけどね)
知床を代表する観光スポットその1フレペの滝!
別名乙女の涙とも呼ばれています。
実際に行くと、滝よりも周りの壮大な崖?的な景色に目がいって、
「えっ!滝どこっ?」ってなるのは私だけではないはずw
クルーズで海からなら滝全体を見ることができるので、クルーズものるべし!
知床五湖へ行く
知床を代表する観光スポットその2知床五湖
フレペの滝よりも知床五湖目当ての観光客の方が多いと思われます。
徒歩で行けなくないけどかなり遠いし道中、熊に会うかもしれないのでバスで行くのがおすすめ!
冬は道が通行止めになってしまうので簡単に行くことができるのは夏だけです!
一湖:無料で見れるのは一湖だけ。あとは有料での散策になるよ▲
知床クルーズに乗る
知床の冬といったら流氷ですが、夏といったら知床半島を船から見る知床クルーズが定番です!
1時間・2時間・3時間コースから選ぶスタイル!私はもちろん3時間コースにしました!
正直疲れたけど、湖のように美しい海を見れたしイルカにも会えました。
ちなみに、一番最初の写真もクルーズから見た風景です!
かなりいいお値段しますが行く価値あり!
観光スポットへ行く
夏の知床は車があれば、見所がたくさん!!!
できれば社員さんや地元の人と仲良くなって車で連れて行ってもらっちゃおう!
私は6月〜10月まで5ヶ月間も知床にいたので、
派遣仲間とレンタカーを借りたり、
車持ち込みの派遣仲間と一緒に行ったり、
社員さんに連れて行ってもらったり、
「知床、いや道東に行く機会って今後なかなかない!」
と思ったので、この機会にかくいろんな場所に行きました!
と、ここで距離感について少しだけお伝えしておきます!
知床在住の人は知床から40分かかる斜里へ行くのは当たり前だと思っています。なぜなら斜里まで行かなきゃ大きなスーパーやドラッグストアがないから。
そして知床から1時間半かかる網走まで行くのも当たり前に思っている人が多いです。なぜなら網走まで行かないとツタヤやマックなどのよくあるお店がないから。
私は初めて1時間半かけてツタヤに行くと聞いた時はかなりびっくりしました!「そこまでして行く?」ってw
でも何回か網走にお供している間に私も網走に行くのが当たり前になっていた自分に気づきました。
慣れってコワイ…人間なんでも回数重なれば慣れるんだと。リゾバを始めて気づきました。なんでも慣れ!慣れれば普通ってww
ということで、私が行ったところを一挙紹介します▼
羅臼
- 知床峠
- 道の駅知床・らうす
- クジラの見える丘公園
- しおかぜ公園
- 間欠泉
- ひかりごけ
- らうす第一ホテルの温泉
斜里
- 来運の水
- 天に続く道
- ウナベツ温泉
- 神の子池
- さくらの滝
網走
- 小清水原生花園
- 能取岬
- 能取湖
- 東藻琴芝桜公園
- メルヘンの丘
- 大曲園地ひまわり畑
弟子屈
- 摩周湖
- 硫黄山
- 屈斜路湖
- 砂湯
標津
- ネイチャーセンター野付半島
- 道の駅おだい塔
中標津
- 開陽台
遠出する
果たして知床から片道2時間以上かかる場所を遠出というのかは疑問ですが、
ここでは私が「遠出したな〜」と思うところをご紹介します▼
北見
- サロマ湖
- イオン
紋別
- 道の駅オホーツク紋別
- オホーツク流氷科学センター
根室
- 根室十景巡り
- 納沙布岬
- 明治公園
阿寒湖
- オンネトー
- 御前水
糠平温泉
- 山湖荘
- 中村屋
- 糠平舘観光ホテル
- ひがし大雪自然観
夏の知床リゾートバイトの思い出アルバム
オロンコ岩
ここは岩の上?ってくらい緑が青々してます。
ゴメタ
夏の知床はゴメタ(カモメ)がイッパイ!!!
バンビちゃん
フレペの滝までの道中では
鹿と出会える確率高し!
知床クルーズ
双眼鏡があると熊がよく見えます!
知床紅葉ウォーク
羅臼からウトロまで知床峠を歩いて横断するイベントに参加。
知床峠から国後島が見えたよ!
夏の知床でリゾートバイトをしようと考えている方へ
夏の知床の魅力
夏でも過ごしやすい
北海道の中でも気温が低く夏でも快適に過ごせるリゾ場所のひとつ。
最近は温暖化の影響で知床でも30度を超える日もありますが、
本州に比べたら断然涼しい!
けど、冷房はないところがほどんどです(多分ない!)。
観光スポットがたくさん
車があれば持ち込みをおすすめ。
冬は雪で制限されていた場所も夏に解放されるので、車があるのとないのじゃ行動範囲が全然違います。
綺麗な夕陽
綺麗な夕陽を見れるチャンスが多い!
ウトロならオロンコ岩からがおすすめ。
水平線に沈んで行くスケールの大きな夕陽をみてみませんか?
注意すること
冷房がない
魅力でちらっとふれてますが、北海道は暖房設備はバッチリですが、冷房を完備しているところが少ないです。
さすがに30°超える日は暑いと感じるので、暑がりの人は気休めだけどハンディ扇風機があると少しは違うかも…
交通手段がない
車があった方がいい!と散々お伝えしてきました。
大切なのでもう一度!車はあった方がいいです!
とはいっても車がない人がほとんどだと思うのでポイントは車持っている人と仲良くなって連れて行ってもらうということ!
正直そうでもしないとウトロ観光のみになってしまい
「知床来たけど全然行くとこないじゃーん!」ってなると思います。
アクセス方法
道外の方はまず飛行機で札幌へ!
その後、札幌から知床まで高速バスで8時間です。
私の自宅(鳥取)から知床までの道のりの詳細はこんな感じでした▼
自宅→バス乗り場 | 電車:30分 |
バス乗り場(鳥取)→大阪(なんば) | 高速バス:3時間半 |
なんば→関西国際空港 | リムジンバス:1時間 |
関空→新千歳空港 | 飛行機:2時間 |
新千歳空港→札幌 | 電車:40分 |
札幌→知床 | 高速バス8時間 |
時間はかかるけど札幌からバス1本で行けるので高速バスに乗ったらあとはラクチンです。
以上『リゾートバイト体験談07|夏の知床(北海道)に行ってきました!』という記事でした。